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現場ブログBLOG
セメント・コンクリート・モルタルの違いとは？〔富山市の解体工事ブログ〕
こんにちは。
富山市の解体工事会社、EIKI Inc.（エイキ）です。
弊社EIKI Inc.は誠に勝手ながら、8/11～8/16までの間休業とさせていただきます。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
さて今回のブログテーマは
セメント・コンクリート・モルタル
この三つの違いについて記したいと思います。
この三つは新築工事現場、解体工事現場、土木工事現場では、しばしば耳にする言葉です。
でも「それぞれの違いは何か？」と問われますと、なかなか頭に浮かばないことと思います。
【目次】
１．セメントとは？
２．コンクリートとは？
３．モルタルとは？
４．コンクリートとモルタルの違いをイメージ図で。
５．富山市の解体工事は、エイキへ。
１．セメントとは？
（画像引用：Amazon）
セメントとは、石灰石や粘土や石膏を混ぜた粉（こな）です。
このセメントが、コンクリートとモルタルの材料となります。
あくまでも材料ですので、セメントだけで使用されることはありません。
このセメントに、何かを混ぜることによって、建築に役立つコンクリートやモルタルになります。
２．コンクリートとは？
コンクリートは、セメントに「水・砂・砂利」を混ぜ合わせて作る「建築材料」です。
「コンクリート＝セメント＋水＋砂＋砂利」です。
（使用目的）
建物の構造体に使われます。
鉄筋コンクリート造の基礎・柱・梁・壁・床スラブ・仕上げ材・駐車場の土間にも適しています。
（性質）
圧縮力には強いのですが、引っ張る力に対しては弱いので、コンクリートの中に鉄筋を入れて「鉄筋コンクリート」として広く使用されています。
３．モルタルとは？
セメントを材料とする点では、コンクリートと同じです。
違いは「砂利（じゃり）」を混ぜない点です。
言い換えますと、モルタルは、セメントに「水・砂」を混ぜ合わせて作る「建築材料」です。
「モルタル＝セメント＋水＋砂」です。
（使用目的）
外壁・内壁・玄関土間およびレンガ・ブロックの接着剤に使われます。
建物の構造体には使いません。
（性質）
砂利を含まないので、比較的柔らかく加工がしやすいです。
左官職人が、コテを使って塗り付けている作業をご覧になった方も多いことでしょう。
この時に塗っている建築材料が、モルタルです。
４．コンクリートとモルタルの違いをイメージ図で。
（留意）
・図の材料割合は、イメージです。
・コンクリートの骨格材料という意味で砂や砂利を骨材と呼びます。
骨材のうち５mmより小さいものを細骨材（砂）、大きいものを粗骨材（砂利）と呼び分けます。
なお、JISでは１０mm網ふるいを全部通り、５mm網ふるいを質量で８５％以上通る骨材を細骨材と呼び、５mm網ふるいに８５％以上とどまる骨材を粗骨材と呼んでいます。
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