ブロック塀の解体工事に助成金・補助金は使用可能？〔富山市の解体工事ブログ〕

2024年1月25日更新

こんにちは！富山市の解体工事屋エイキ（EIKI Inc.）です

 

倒壊したブロック塀の撤去に関するニュースや、富山市から倒壊の恐れがあるブロック塀の点検を推奨するお知らせをよく見るようになりましたね。

 

今回は、これからブロック塀の解体工事を考え中の方に向けて、ブロック塀の補助金について簡潔ではありますが解説させていただきます。

 

 

 

ブロック塀解体工事に富山市の補助金はある？

ブロック塀解体に関しては、富山市内にも補助金が支給されています。

（令和５年度のものは５月２４日～３月上旬まで申請可能）

 

金額は「建替え・除去解体の工事費用」と「ブロック塀の長さ１mあたり８万を乗じた額」

いずれか低い方の３分の２となります。

 

上限額も定められており、ブロック塀の建替え工事を行う場合が１５万、建て替えを行わず除去解体工事のみ行う場合は１０万となります。

 

この補助金はブロック塀の倒壊防止策として国から出されているものですので、ブロック塀解体工事の補助金にはいくつかの条件がありますので書き記していきます。

 

・工事後、不動産での売却予定ではない住宅にあるもの

 

・長屋、共用住宅等含む住宅に附属するもの

 

・国から指定されているチェックポイントの規定を満たしていないもの

 

・道路側等避難路としても使用される道にあるもの（所有者のみ通れる場所、塀との間に９０cmを超える水路があるものを除く）

 

以上が、補助金を支給の条件です。

 

なお解体工事系の補助金全てに言えることですが、補助金の申請は解体業者と契約後では行えないので、もし補助金を利用したい方は事前相談・見積もり～契約までの間に申請しましょう。

 

もし補助金や解体工事の費用について不明点などございましたら、お気軽にお問い合わせください！

 

【富山市の解体工事屋、株式会社エイキ webお問い合わせフォーム】

 

 

 

ブロック塀のチェックリストとは？

 

補助金支給の条件に「チェックポイントの規定」というキーワードがでましたが、これは国が推奨しているブロック塀の点検すべき項目一覧です。

 

ブロック塀の点検には、以下の項目の中に不適合のものがあれば危険とされるので解体工事や修繕工事等の対策を業者に相談しましょう。

 

・塀の高さは地盤から２.２ｍ以下か

 

・塀の厚みは十分か・塀の厚さは１０cm以上か（塀の高さが２ｍ超２.２ｍ以下の場合は１５cm以上）

 

・塀の高さが１.２ｍ超の場合、控え壁があるか（塀の長さ３.４ｍ以下ごとに、塀の高さの１/５以上突出した控え壁があるか）

 

・コンクリート等の頑丈な基礎があるか

 

・ブロック塀の状態は健全か（塀に傾き、ひび割れはないか）

 

・塀に鉄筋が入っているか（塀の中に直径９mm以上の鉄筋が縦横とも８０cm間隔以下で配筋されているかつ、縦筋は壁頂部および基礎の横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛けされているか）

 

・ブロック塀の高さが１.２ｍ超の場合、基礎の根入れ深さは３０cm以上か

 

ブロック塀の傾きやひび割れ、基礎と鉄筋に関しては専門的な知識を要するので専門家の方に見てもらいましょう。

 

ブロック塀の解体工事は株式会社エイキでもお引き受けしておりますので、倒壊対策にお困りの方は富山市のエイキにご相談を！

 

 

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