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番外編:解体工事の歴史 ー江戸時代から現代までー〔富山市の解体工事ブログ〕

こんにちは。

富山市の解体工事会社、エイキ(EIKI Inc.)です。

 

 

ここ数年でメディア等を通して、解体工事について関心を持たれる方が世間で少しずつ増えてきています。

そんな方々が解体業の歴史について次のような疑問を持つことがあるようです。

 

・「今の解体工法はいつ確立されたのだろう?」

・「解体時に出る建材を昔は捨てていたのだろうか?」

・「解体工事に携わった人々は、どんな職業だったのだろうか?」

 

そこで、今回は普段紹介している施工事例とは少し趣向を変えてこの謎を解決すべく、「解体工事の歴史」に迫ってみました。

解体の歴史、解体方法の変遷、建材のリサイクルにご関心がある方はぜひともご覧願います。

 

 

【目次】

 

1.江戸時代の解体とは?

 

2.明治時代の解体とは?

 

3.大正時代の解体とは?

 

4.戦時中の解体とは?

 

5.戦後の解体とは?

 

6.現在の解体とは?

 

7.今後の解体の課題とは?

 

8.富山市の解体工事はEIKI Inc.(エイキ)へ

 

 

 

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ネットを調べてみますと、江戸時代から現代まで通して書かれた簡潔で学術的な資料が意外と見つかりません。

見つかったのは「日本大学生産工学部 第42回学術講演会」の資料。

『建築解体における歴史とその変遷』です。末尾にリンクを貼ります。

 

今回のブログは、この資料を参考にしながら、各時代のおける解体にまつわる話を時代順で順に記します。

(資料の理解違いをしておりましたらすみません。この資料以外で知った事柄も加えてブログを作成します)

 

 

 

 

1.江戸時代の解体とは?

 

 

江戸時代の解体

 

 

1.建物を壊すことを専門として行う業者はいなかった。

 

2.江戸は火事が多く、風下の家を町火消しがあえて壊すことで延焼を防いだ。

 

3.通常の解体はとび職と大工が兼務していた。

 

4.とび職が躯体(外側の構造)などの骨組みを壊した。

 

5.大工が屋内の内装を壊した。

 

 

 

 

2.明治時代の解体とは?

 

 

明治時代の解体

 

 

1.明治初期になり、倒幕とともに大名の金力が低下し始め、大名は所有する建物を売り出した。

 

2.買い手は新たな建物を建設したいのだが、木材が不足し高価だったので、買った建物の木材(中古材)を再利用せざるをえなかった。

 

3.このため、道具屋と呼ばれる店ができ、古い建具と古材の売買市場が形成された。

 

4.古材は新材の7割もの価格で取引されたので、木材を傷つけない方法で壊し再利用するという精神が徹底された。

 

5,柱や棟木はもちろん、天井板や長押や床の間などあらゆる木材を大切に生かすために、木材を傷つけるノコギリは使わず、鍛冶屋と連携し独自の道具を開発した。現在のバール・かじや・あかじ棒だ。

 

6.古材を壊すことなく取り出しながら建物や橋梁を壊す専門的な作業を行う「壊し屋業」という職種が誕生した。長年の経験から生まれた技術と知識が引き継がれてこその業種である。

 

7.道具屋と壊し屋は非常に緊密なものとなった。

 

8.古材が高値で取引されたため、壊し屋は建物を壊す際に解体経費を貰うのではなく、壊した建物から出た古材を買って売ることでもうけを出すという形態だった。

 

9.そのため、まずは古道具屋が建物を買ってきて壊し屋に下請けとして仕事をさせた。なかには受注から販売までを主導する壊し屋もあった。

 

10.古材を高値で売るために、壊し屋の仕事は丁寧を極めた。木材の材質と寸法別に分けながらきれいに整理しながら解体した。

 

 

 

3.大正時代の解体とは?

 

大正時代の解体

 

 

1.大正万博会(1914年、大正3年)が上野で行われたが、連動したイベントは首都圏各地で開催された。

 

2.このような大規模かつ大量な建物においても木材ひとつ残らず再販売した。無駄のない安定した解体技術および流通の仕組みが大正時代には構築されていたことになる。

 

 

 

4.戦時中の解体とは?

 

戦中の解体

 

 

1.戦時中(昭和17年頃)、「壊し屋の組合を作り火事防止のため東京を区画整理する」という案が国の行政側から出された。

 

2.警視庁の課長室で、3~5名の壊し屋と警視庁関係者と軍の上層部が集まった。行政側は、壊し屋とは荒々しく壊すものだと思い込んでいた。そうでないことを証明するために、壊し屋は会議の場であった課長室を解体し即座に元通りにした。

 

3.その手際の良さと丁寧さに感心した軍は「壊し屋」では格好がつかないということで、「体を解す(ほぐす)」の意を込めて「解体」と名付けた。

 

 

 

5.戦後の解体とは?

 

 

戦後の解体

 

 

1.東京大空襲(1945年、昭和19年)によって焼野原になった東京では、木造解体の仕事は激減した。そこで戦後10年間ほどは鉄骨造倉庫の解体仕事をすることで、解体業の存続を図った。建材の鉄鋼は非常に貴重な資源であったからだ。

 

2.徐々に木造解体を再開した。当時は木材だけではなく瓦やなまこ板も丁寧に解体し再販した。鉄骨造(S造)の仕事も増え、解体で出てきた厚手鉄板を細かく長く引き伸ばし鉄筋として再販した。

 

3.昭和中期に増えた鉄筋コンクリート造(RC造)の解体では、ハンマーとノミで手壊し解体をした。コンクリート内部の鉄筋を傷つけずに取り出すためだ。

 

4.各種構造体の解体が増えたため、従来の解体業者は木造建物解体を行い、鉄筋コンクリート造などの解体は石切り専門業者が行うという分業体制となった。

 

5.協力関係で行ってきた分業体制であったが、次第に古木が売れなくなった。また、解体の機械化に伴い職人の技術が低下した。そこで、1963年(昭和38年)ころには、建材を傷つけずに壊し古木を売り出すという昔ながらの業者が少なくなっていた。

 

6.古木を再生する解体が減ったと同時に「ミンチ解体」が主流となる時代が到来した。「ミンチ解体」とは、どのような建材であっても混合で重機で一気に壊す工法である。経済効率からすると解体が速くできることと職人の奥深い技術が不要となったというメリットがある。しかし、古木などの資源の再生が不可能となり廃棄物が増大するというデメリットがある。

 

 

 

 

6.現在の解体とは?

 

 

現在の解体

 

 

1.資源循環の観点から「建設リサイクル法」が2002年(平成12年)に完全施行された。これに伴いミンチ解体が禁止された。リサイクルの必要性の認識拡大および最終処分地不足の解決が主な理由であると考える。

 

2.2016年(平成28年)6月1日。「とび・土工・コンクリート工事」から分離し、建設業許可の工事業種に新たな業種として「解体工事業」が新設され29業種となった。解体業の専門性と重要性が広く認められた出来事の一つだと思う。

 

3.解体業は環境ビジネスに変化している。弊社のキャッチコピー「”For the next generation” 次世代の為に・・・」のように「解体工事の役割とは次世代のために新たな土地と生活を生むことだ」と浸透しつつある。

 

 

 

7.今後の解体の課題とは?

 

 

大きな課題は2点あると考える。

「廃棄物最終処分地の容量不足」と「解体人材の不足」である。

 

 

大手ゼネコンさま、建設機械メーカーさまは日々新たな解体方法と重機工具の研究開発をなさっています。

また、リサイクル会社は建設廃材のリサイクル率向上に取り組んでいらっしゃいます。

いくつもの業界のご尽力によって安全で安心な解体工事が進化していることに感謝申し上げます。

 

 

【弊社参考ブログ】

「経済規模と就労者数から考える解体工事業・・・富山の解体会社がまとめてみました。」

「富山市の解体工事で出た廃棄物は、最終的にどうなるのか?」

 

【参考文献】

『建築解体における歴史とその変遷』(「日本大学生産工学部 第42回学術講演会 2009年12月5日」)

 

 

以上、解体の歴史についてのブログでした~

 

 

8.富山市の解体工事はEIKI Inc.(エイキ)へ

 

 

  -連絡先-   

 

株式会社エイキ

〒930-0996 富山県富山市新庄本町3丁目1−13

フリーダイヤル 0120-720-252

 

 

 

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