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自分でできるブロック塀の危険度チェックポイントとは？ 〔富山市の解体工事ブログ〕
こんにちは。
富山市の解体工事会社、EIKI Inc.（エイキ）です。
弊社の本社は富山市新庄本町。
そばの県道沿いには自動車販売店が並んでいます。
この県道を一筋入りますと、新しく開発された分譲住宅が広がります。
運動のため昼休みに住宅街を散歩する毎日ですが、ふと感じたことがあります。
それは、街並みが開放的なこと。
なぜそう感じたのか？
お家とお家との間に塀がないのです！
ちなみに、私が住んでいる数十年前に開発された住宅街はと申しますと、
隣の敷地との境界はほぼ塀で仕切られています。
植栽の生垣もありますが、多くはコンクリートブロック塀です。
今回は、コンクリートブロック塀のチェックポイントについて記します。
コンクリートブロック塀は、富山市の塀の中でも一番よく見かけますね。
【目次】
１．塀の役割とは？
２．ブロック塀のメリットとデメリット。
３．自分で点検できる「ブロック塀の危険度チェック」。
４．富山市の解体工事は、エイキへ。
１．塀の役割とは？
なぜ人は塀を作るのでしょうか？
言い換えますと、塀の役割とは何でしょうか？
私の考えは「自分と他者を区別し自分を守る役割」につきます。
・自分とは、「自分自身」と「家族」と「住宅」。
・他者とは、「他人」と「自然」と「社会・世間」です。
（ベルリンの壁）
（万里の長城）
具体的な塀の役割とは、
【１番目】
隣地と自分の敷地との境界を、塀と言いう目に見える構築物ではっきりさせる役割です。
所有権・財産権は重要ですから。
【２番目】
自然環境から自宅や敷地の中を守る役割です。
自然環境を２種類に分けるならば、自然災害と動物の２種類。
・前者の自然災害は、浸水、暴風雨、火事、土などの埃など。
・後者の動物は、熊・きつね・イノシシ・蛇など。ゴキブリも怖いですね。
【３番目】
家族以外の他人から身を守る役割です。
泥棒や不審者の侵入を防ぎ、自動車の追突を防ぎます。
他人の視線を防ぎプライバシーを確保する役割も大きいですね。
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２．ブロック塀のメリットとデメリット。
デメリットを記すことで、メリットも同時に浮かび上がるように書いてみます。
【１番目】
倒壊による危険があります。
まずは、次の神戸新聞NEXT（2020/6/18 07:00）をご覧願います。
２０１８年６月に起きた大阪府北部地震で同府高槻市の小学校で女児が死亡したブロック塀倒壊事故を受け、
兵庫県内の公立学校園の約９割が必要な撤去・改修工事を完了したことが県教育委員会などへの取材で分かった。
今後も対策が求めれるのは少なくとも３市で５３校園。
一部の市町は塀内部の安全性の点検が終わっておらず、改修が必要となる施設は増える可能性がある。
倒壊の原因はいくつかありますが、次の三つが気になります。
・まずは、地震です。
・次は、経年による老朽化。
・最後は、安全性が不十分な施工。
【２番目】
光と風が通りにくくなります。
ブロック塀の背を高くしますと、敷地内と住宅の通気性が悪くなってジメジメしてしまうことがあります。
また、日光が入り込みにくくなり、室内が暗くなります。
【３番目】
閉鎖的な感じがします。
高い塀の場合は、風景や空が見えにくくなりますね。
ただ、これは人によって感覚の差異があります。
圧迫感が嫌な方もいらっしゃれば、塀で囲まれている感じが安心で落ち着くという方もいらっしゃると思います。
【４番目】
空き巣などが一旦塀の中に入ってしまったとき危険があります。
ブロック塀のメリットは犯罪を抑制する効果があると一般的に言われています。
しかし、ブロック塀の中に入り込んだ場合、外からの視界が遮断されてしまいます。
一度侵入されてしまうと外部から異変に気付きにくく、かえって屋内に侵入しやすくなる可能性があります。
特に背の高いブロック塀が気になります。
なお、ブロック塀のデメリットを軽減しメリットを活かす方法として、「透かしブロック」を用いる方もいらっしゃいます。
また、ブロック塀ではなく、アルミやスチールのフェンスで敷地を覆う方法もあります。
※透かしブロックとは、穴の空いたコンクリートブロックです。
通気性とデザイン性を高めます。穴を通して光が入るのも趣がありますね。
３．自分で点検できる「ブロック塀の危険度チェック」。
ブロック塀は、プロでなくとも点検できる項目があります。
（画像引用 ：「ブロック塀の点検のチェックポイント（国土交通省）（PDF：164KB）」）
以下に、富山県庁サイトのコピーを貼ります。
【点検のチェックポイント】
以下の項目を点検し、ひとつでも不適合があれば、危険なので改善しましょう。
まず、外観で１～５をチェックし、ひとつでも不適合がある場合や分からないことがあれば、専門家に相談しましょう。
１．塀は高すぎないか
塀の高さは地盤から2.2m以下か。
２．塀の厚さは十分か
塀の厚さは10cm以上か。（塀の高さが2m超2.2m以下の場合は15cm以上）
３．控え壁はあるか。（塀の高さが1.2m超の場合）
塀の長さ3.4m以下ごとに、塀の高さの5分の1以上突出した控え壁があるか。
４．基礎があるか
コンクリートの基礎があるか。
５．塀は健全か
塀に傾き、ひび割れはないか。
＜次の6番目については、専門家に相談しましょう＞
６．塀に鉄筋は入っているか
塀の中に直径9mm以上の鉄筋が、縦横とも80cm間隔以下で配筋されており、縦筋は壁頂部および基礎の横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛けされているか。
基礎の根入れ深さは30cm以上か。（塀の高さが1.2m超の場合）
なお、弊社はブロック塀全体の解体工事だけではなく、ブロック塀の上部だけの解体工事実績も多いです。
「塀は撤去したくないけれども、塀の背を低くしてほしい」という富山市の皆さまのご相談も歓迎。
危険な箇所、気になる箇所、不便な箇所・・・小さな解体工事によって快適な生活に！
ご参考：弊社ブログ
４．富山市の解体工事は、エイキへ。
有限会社EIKI Inc.は「日本で一番」清潔感のある、さわやかな解体工事会社を富山市で目指しております！！
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