エイキの
現場ブログBLOG
富山の公共施設２件の内装解体〔富山市の解体工事ブログ〕
こんにちは。
富山市の解体工事会社、株式会社エイキ（EIKI Inc.）です。
今回は、公共施設の内装解体工事を２件記します。
富山市科学館プラネタリウムと富山市民プラザです。
それぞれ、写真を中心にご案内します。
【目次】
１．富山市科学館プラネタリウムの内装解体工事です。
２．富山市民プラザの内装解体工事です。
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１．富山市科学館プラネタリウムの内装解体工事です。
リニューアルに至る初期過程、内装解体工事についてご案内します。
富山市科学博物館プラネタリウムがリニューアルされました。
１年前の２０２３年（令和５年３月１６日）のことです。
リニューアル工事の工程に座椅子の撤去があり、その作業を弊社がお引き受けしました。
今後数十万人が宇宙を学ばれるであろうプラネタリウム。
「解体」を通してリニューアルに関われたことは嬉しいことです。
２００席近い座席を撤去します。
宇宙の色を表現しているかのような青い座椅子です
まずは背もたれを撤去します。
この写真を見てお分かりいただけるように、座椅子が一列ずつ繋がっているので、まず手軽に分解できる個所から撤去していきます。
椅子を撤去が完了した後、次は床の解体に入ります。
カーペットを取り除いたところです。
コンクリートを「斫る（はつる）」箇所の図面。
まるで宇宙船の滑走路みたいですね。
「斫る（はつる）」＝主にコンクリートを削ること。
埃が飛散しないように注意、注意。
斫りが進んでいます。
配線に留意しながらの斫りです。
粉じん飛散防止対策は大切ですね。
その後、改装工事も行われて、現在では新たなプラネタリウムに大変身。
座席数は１７９席。車いすスペースは３席です。
・青色の座席は、ヒアリングループ対応席（２５席）
・黄色の座席は、親子席（４台/８席）
・紫の座席は、学芸員さんがいらっしゃいます。
宇宙船のコックピットみたいですね。
太陽系を超えて銀河系を気軽に行き来できる日が来ると良いと思います。
（画像引用→富山市科学博物館サイト：プラネタリウムページ）
【後日談】
昨年秋に富山市科学館を訪ね、プラネタリウムを拝見しました。
３Dと最新音響装置を駆使して制作された映像。
迫力ある視野一面に拡がる番組に熱中しました。
ありがとうございます。
２．富山市民プラザの内装解体工事です。
次は、富山市民プラザの一角を解体しましたので、ご案内します。
街中の中心的な施設の一つですね。
解体工事は、建材の材質ごとに分別しながら（選別しながら）解体していきます。
このことを「分別解体（ぶんべつかいたい）」といいます。
以前はどんな材質であろうが混合で解体し廃棄していました。
しかし、２００２年（平成１４年）の「建設リサイクル法」施行以来、分別解体が義務化。
これによって、不要建材のリサイクル化が進みました。
同時に、不法投棄も激減しました。
ある意味では、「解体業が環境貢献産業に変化した瞬間」ではないかと考えます。
（画像引用→富山市民プラザサイト）
独特な形状のテーブルです
この円形のテーブルと座席を造るのは大変だったと思います。
丸い空間の内装はこのような構造になっていました
以上、公共施設２件の内装解体工事のご案内でした～
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