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富山市の解体工事で出た廃棄物は、最終的にどうなるのか?

こんにちは。

富山市の解体工事会社、EIKI Inc(エイキ)です。

 

富山市では毎日多くのビルや木造住宅、そして多様な構造物の解体工事が行われています。

その解体工事を偶然ご覧になった方も多いことでしょう。

中には、解体工事をした時に出る廃材は最終的にどうなるのだろうかと疑問に感じた方もいらっしゃると思います。

 

毎日の解体工事で排出されるコンクリート、瓦、木片、アルミサッシ、鉄、ガラス、紙の行方。

これらの廃棄物は、解体工事現場からどこへ運ばれるのでしょうか?

そして、廃棄物は最終的にどうなるのでしょうか?

 

今回のブログでは、この疑問に富山市の解体工事屋EIKI Inc.お答えしたく思います。

 

 

 

(イメージ画像:実際は、解体現場で「分別解体」しますので、写真ほど雑多な廃棄物が混ざることはないです)

 

 

 

 

【目次】

 

1.富山市の空き家軒数について

 

2.このブログでご案内する廃棄物処理会社の全体像について

 

3.解体時に出た不要物の行先について

 

4.産業排出物の排出量について

 

5.富山市の解体工事はエイキへ

 

 

 

1.富山市の空き家軒数について

 

 

まずは、将来的に解体される可能性がある空き家の軒数について調べました。

この軒数が解体されるならば、その軒数分の廃棄物があらたに出ることとなるからです。

 

日本には空き家が800万軒あると言われています。

富山県の住宅数は約50万軒。

そのうち空き家数は、約6万軒。

 

富山市の人口は富山県の人口の約4割ですので、

「富山市には約2万4千軒の空き家がある」(6万軒×4割)と私は推計しました。

 

 

・ご留意事項:各種統計によって「空き家」の定義が異なります。今回は総務省統計局の定義を用います。

・参考にしたサイト→富山県サイト「平成 30 年住宅・土地統計調査結果(住宅数概数集計)(富山県分)の概要」

 

 

 

 

2.このブログでご案内する廃棄物処理会社の全体像について

 

 

今回のブログでは、次の流れ図の順序で、廃棄物の流れをご案内します。

 

3.富山市の解体工事時に出た廃材の行先について

 

 

上記の図の順番に沿って、

 

・1番目に、中間処理会社の役割を述べ、

 

・2番目に、最終処分会社の役割を述べます。

 

 

 

1.富山市の解体工事で出た廃材は、まず「中間処理会社」に持ち込まれます。

 

 

 

 

 

「中間処理会社」の主な役割は、「選別」と「減容」と「安定化と無害化」の三つです。

以下に三つの概要を記します。

 

「中間処理会社」は、まず廃棄物を「リサイクル可能な物質」と「リサイクル不可能な物質」の2種類に分けます。

(これを「選別」と言います)

 

・リサイクル可能な物質は、「リサイクル会社」に運びます。

 

・リサイクル不可能な物質は、物質の体積を小さくしてから「最終処分会社」に運びます。

(これを「減容」と言います)

 

 

※リサイクル不可能な物質の「減容」方法は、主に4つあります。

・その1「破砕」・・・廃棄物を細かく砕きます→体積を小さくします。

・その2「焼却」・・・燃焼します→分量を減らします。

・その3「脱水」・・・脱水機を使い汚泥の水分を飛ばします→汚泥の重量と容量を減らします。

・その4「溶解」・・・超高温で有機物を加熱します→ガラス状にします。

 

※そのままでは人や環境に害がある物は、中和したり、有害物質を取り除いて処分しやすくします。
(前者を「安定化」、後者を「無害化」と言います)

 

 

 

2.リサイクルできない廃材は、「最終処分会社」に持ち込まれます。

 

 

「最終処分会社」の役割は、

・「中間処理会社」から運ばれてきた産業廃棄物を、できる限り無害化することです。

・そして、その後「処分」することです。

 

「処分」の方法については、主に次の3方法があります。

1.土の中に埋めます。

2.海に投棄します。

3.環境に過大な影響を与える物質は、定めた箇所で厳格に保管し続けます。

 

 

 

以下は、産業処分場の写真です。

 

搬入される廃棄物

 

 

しゃ断シートを施して汚水の流出を防止

 

(画像引用:富山市環境センターのサイト→「山本最終処分場」

 

 

 

「廃棄物の最終的な行き場」である「最終処分施設」は、私たちが生活するうえでなくてはならない大切な場所です。

(実は、解体業界の今後の課題の一つに「産廃処理場不足」が挙げられています。いつか別のブログで考えたいです)

 

 

 

 

4.産業排出物の排出量について

 

 

今まで解体工事における廃棄物について記してきました。

しかし、廃棄物は解体工事だけではなく、あらゆる産業から排出されます。

以下に、日本全体の廃棄物の量について記します。

 

 

まずは、全ての業界から出る産業廃棄物の総量について記します。

 

総排出量約1億8,354万トン(平成29年度)。

 

この廃棄物の「処理方法の割合」は、全体の53%が再生利用、45%が中間処理等での減量化、3%が最終処分と推計されています。

 

(参考→「令和2年1月23日 環境省報道発表資料」

 

 

次に、業種別排出量が多い順に、業界を5つ記します。

 

1.「電気・ガス・熱供給・水道業」

2.「建設業」

3.「農業・林業」

4.「パルプ・紙・紙加工品製造業」

5.「鉄鋼業」

 

このうち建設工事に伴って廃棄される建設廃棄物は、産業廃棄物全体量の約2割と言われています。

 

(参考→「建設リサイクル法の概要」(環境省)

 

 

ブログ作成において参考にしましたサイトを記します。

・日本産業廃棄物処理振興センターのサイト→「産業廃棄物処理の現状」

・環境省のサイト→「産業廃棄物の排出及び処理状況等」

・富山市環境センターのサイト→「富山市のごみ処理の現状」

・プレスリリース「PR TIMES」のサイト→「解体業界の二大課題は「産廃処理場不足」と「職人不足」」

 

以上、廃材処分方法のブログでした~

 

 

 

5.富山市の解体工事はEIKI Inc.(エイキ)へ

 

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