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最新の空き家数と空き家率〔富山市の解体工事ブログ〕

空き家数と空き家率

こんにちは。

富山市の解体工事会社、株式会社エイキ(EIKI Inc.)です。

 

今回は、総務省が発表したばかりの新しいデータに基づき、全国の空き家数と空き家率について記します。

(「時事ドットコム (jiji.com)配信」を参考にしました)

 

まずは、「空き家の定義」の確認をしておきます。

 

このブログにおける「空き家」の定義は、以下の総務省「用語の解説」のものです。

1章と2章では、下図の「空き家」(広義の空き家)を指し、

3章では、主に下図の「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」(狭義の空き家)を指します。

4章では、その両方の値を記します。

 

 

総務省の「空き家」の定義

(画像引用→総務省「令和5年住宅・土地統計調査住宅数概数集計(速報集計)結果」9ページ目

 

 

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【目次】

 

1.2023年(令和5年)の空き家数は900万戸です。

 

2.   2018年(令和元年)の空き家数は850万戸、1993年は450万戸でした。

 

3.2023年の総住宅数と空き家割合です。

 

4.各都道府県別の空き家率です。

 

5.空き家は増加した原因を推測します。

 

6.   富山市の解体工事はEIKI Inc.(エイキ)へ。

 

 

 

1.2023年(令和5年)の空き家数は900万戸です。

 

総務省が4月30日に発表した『住宅・土地統計調査結果』。

2023年(令和5年)10月1日現在の調査結果です。

この結果によると、全国の空き家数は約900万戸でした。

 

 

 

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2.2018年(令和元年)の空き家数は850万戸、1993年は450万戸でした。

 

5年毎の調査ですので、前回調査は2018年(令和元年)でした。

2018年から2023年の5年間で、空き家が50万戸増えたことになります。

 

なお、30年前のバブル後の1993年は448万戸でした。

1993年~2023年間の30年間で、空き家数が倍増したことになります。

 

 

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3.2023年の総住宅数と空き家割合です。

 

2023年の総住宅数は、6502万戸。

このうち広義の空き家900万戸が占める割合(空き家率)は13.8%で、いずれも過去最高でした。

 

なお、上記の900万戸のうち、狭義の「賃貸用や売却用、別荘」などの使用目的がない住宅は、2018年調査から37万戸増え385万戸となりました。

 

385万戸といえば、広義の空き家全体の42.8%に相当します(385万÷900万戸×100)。

この385万戸が「将来的に誰も住む可能性が少ない純粋な空き家数である」と言えます。

 

ご参考:

広義の空き家900万戸の内訳は、

「賃貸用の住宅」が443万2,600戸。「売却用の住宅」が32万7,000戸。「二次的住宅」が38万3,000戸。

いわゆる「空き家」が385万2,700戸(→将来的に誰も住むことのない純粋な空き家数)。

 

 

 

総務省「令和5年住宅・土地統計調査住宅数概数集計(速報集計)結果」

(画像引用→総務省「令和5年住宅・土地統計調査住宅数概数集計(速報集計)結果」3ページ目

 

 

 

4.各都道府県別の空き家率です。

 

 

最後に、各都道府県別空き家率を記します。

富山県の空き家率は全国平均よりも高いですね。

少子高齢化と相関関係があるのでしょうか。

 

なお、下図の「空き家率」とは広義の空き家率、「賃貸・~除く空き家率」とは狭義の空き家率のことです。

 

 

(画像引用→総務省「令和5年住宅・土地統計調査住宅数概数集計(速報集計)結果」4ページ目

 

 

 

 

5.空き家が増加した原因を推測します。

 

遠因としては、過去数十年にわたる核家族化があげられます。

親世代と子世代の同居が減少し別居が主流となってきました。

この流れの中で、経年的に単身高齢者世帯が増加したことが空き家増加の原因だと考えてます。

単身の高齢者がお亡くなりになるか、あるいは介護等施設に移られることにより、自ずと空き家になるケースが増えているのでしょう。

 

 

 

6.  富山市の解体工事はEIKI Inc.(エイキ)へ。

 

 

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