瓦の解体工事とリサイクル〔富山の解体会社ブログ〕

2024年12月4日更新

こんにちは。

富山の解体工事会社、株式会社エイキ（EIKI Inc.）です。

 

富山には瓦屋根の家も多いですよね。

 

解体工事の後で不要になった瓦がどうなるかをご存じでしょうか？今回は、瓦の解体工事例とその後のリサイクルについてご案内します。

 

 

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瓦の解体工事例

 

まずは解体工事現場の瓦の写真を載せます。富山で木造住宅の解体工事を行った時の写真です。

 

屋根の上の瓦を手作業で一枚一枚外して下に下ろしていきます。

 

屋根だけの建て替えを目的とした解体工事ならまだしも、住宅の全解体工事であれば重機で住宅ごと屋根瓦も解体した方が効率が良いように思うかもしれませんが、瓦はリサイクルが可能なので、その都合上住宅の解体工事よりも前に外しておく必要があるんです。

 

瓦が外されるとこのようになります。

 

外された瓦は、屋根の上から雑に下に落とすと非常に危険なので丁寧に下まで運びます。

 

瓦のリサイクルについて

 

解体工事におけるリサイクルが法律で定められる以前は、撤去した瓦を他のごみと一緒に地中に埋めていました。

 

現在は、瓦を砕いて「瓦チップ」にすることで再利用しています。

 

その瓦チップが一体何に使われているのかというと、道路・公園・駐車場の舗装素材、ガーデニング・玄関アプローチの材料などに使われています。

 

これらの使途は、瓦が持つ次のような性質を利用したのです。

 

・吸水性と保水性がある。

・透水性・排水性に優れる。

・他の材質よりも色が鮮やかである。

・草の成長を抑える。

・水質を浄化する。

・踏むとサクサクという音が出る。

 

ちなみに不要となり破棄される瓦は年間で150万トン～200万トンまであるそうです。このうち瓦として再度利用されるのは約4パーセントだそうで、残りの96パーセントは地中に埋めていたこととなります。

 

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