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番外編:解体工事の歴史 江戸時代から現代まで〔富山市の解体会社ブログ〕

解体工事の歴史

こんにちは。

富山市の解体工事会社、エイキ(EIKI Inc.)です。

 

 

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今回は、「解体工事の歴史」について記します。

 

過日も「解体の歴史」についてブログを公開しましたが、歴史の中で解体業をとらえるために再度記す次第です。

 

一般の方々のみならず、現在解体業に携わっていらっしゃる方々にとりましても参考になりましたら幸いです。

 

記載しました観点は、解体のやり方の変化、建材の流通、社会とのかかわりについてです。

 

 

【目次】

 

1.江戸時代

 

2.明治時代

 

3.大正時代

 

4.戦時中

 

5.戦後

 

6.現在

 

7.富山市の解体工事はEIKI Inc.(エイキ)へ

 

 

 

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解体の歴史についてネットを調べてみましたが、分かりやすい学術的な資料も概説も見つけられなかったです。

唯一見つかりましたのは、「日本大学生産工学部 第42回学術講演会」。

クリック→『建築解体における歴史とその変遷』(「日本大学生産工学部 第42回学術講演会 2009年12月5日」)

 

以下のブログは、主にこの資料を参考にしながら時代順で記したものです。

 

 

 

 

 

1.江戸時代

 

 

江戸時代の解体

 

 

1.建物を壊す専門業者はいませんでした。

 

2.建物を壊す理由は、火災が多い中、風下の家を壊すことで延焼を防いだからです。

 

3.解体を行ったのは、「とび職」と「大工」でした。

 

4.「とび職」が家の外側(骨組み)を壊しました。

 

5.「大工」が家の内部を壊しました。

 

 

 

 

2.明治時代

 

 

明治時代の解体

 

 

1.江戸時代から明治時代になり、大名の金銭的な優位が揺らぎ、ついに屋敷を売りに出しました。

 

2.買い手は新築したいのですが木材が不足して高かったので、屋敷の中古材を使いまわしました。

 

3.中古材の需要が高まったために、中古材を商う「道具屋」ができ、古材の売買市場が形成されました。

 

4.解体する際には、木材を再利用することが通例でした。

 

5.木材を傷つけるノコギリは使わず、鍛冶屋とともに独自の道具を開発し使いました。

 

6.古材を傷つけることなく解体する「壊し屋」が誕生しました。

 

7.そこで、3番の「道具屋」と6番の「壊し屋」が連携しました。

 

8.建物を解体する際に、解体費用は発生しません。「壊し屋」は解体した建物の古材を売買し利益を得ました。

 

9.古材を高値で売るために、「壊し屋」は木材の材質と寸法別に丁寧に分けながら解体した結果、高度な解体技術が培われました。

 

 

 

3.大正時代

 

大正時代の解体

 

 

1.大正万博会(1914年、大正3年)開催に連動して首都圏各地で催しが開催され木材需要が高まりました。

 

2.これらにおいても古木材が使われました。高度な解体技術と木材の流通の仕組みが構築されていた証左です。

 

 

 

4.戦時中

 

 

戦中の解体

 

 

1.昭和17年頃、「壊し屋の組合を作り火事防止のため東京の区画を整理する」という案が国から出ました。

 

2.解体の丁寧さに感心した軍は「壊し屋」から「解体」に名称変更しました。「解体」とは「体を解す(ほぐす)」の意です。

 

 

 

5.戦後

 

 

戦後の解体

 

 

1.東京大空襲(1945年)によって、木造解体の仕事は激減しました。そこで戦後10年間ほどは鉄骨造倉庫の解体仕事をして解体業を存続させました。鉄鋼は貴重な資源であったからです。

 

2.「ミンチ解体」が中心となりました。「ミンチ解体」とは、建材を分別せずに重機で一気に壊す工法です。効率的ですが、建材のリサイクルは出来ません。また、不法投棄も増えました。

 

 

 

 

6.現在

 

 

現在の解体

 

 

1.リサイクルのために2002年(平成12年)に「建設リサイクル法」が完全施行され、ミンチ解体が禁止されました。

 

2.2016年(平成28年)、「とび・土工・コンクリート工事」から分離し、新たな業種として「解体工事業」が新設され、建設業許可の工事業種は29業種となりました。このことは、解体業が専門職であると認められた証です。

 

3.解体業は単に「壊す仕事」ではなく、「次世代に土地を引き継ぐ環境ビジネス」に変化してきました。

 

 

 

【参考文献】

『建築解体における歴史とその変遷』(「日本大学生産工学部 第42回学術講演会 2009年12月5日」)

 

 

 

以上、解体の歴史についてのブログでした~

 

 

7.富山市の解体工事はEIKI Inc.(エイキ)へ

 

 

  -連絡先-   

 

株式会社エイキ

〒930-0996 富山県富山市新庄本町3丁目1−13

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