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解体工事費用の内訳 と 見積書チェック方法 【前編:工事費用内訳編】〔富山市の解体工事ブログ〕

解体工事の見積書

こんにちは!富山市の解体工事屋EIKI Inc.(エイキ)です。

 

富山市にお住いの皆さまは、解体工事にかかる費用の内訳について想像できますでしょうか?

解体工事は、一生のうちに一度体験するかどうかですので、具体的なイメージが浮かびにくいことと思います。

 

 

そこで今回は「解体工事の費用内訳」について、二つの観点から分かりやすくご案内したいと思います。

一つ目は解体する対象物の観点から、二つ目は解体工事の工程の観点からです。

 

そして、次回ブログでは「見積書」をご覧になる際のチェック項目についても記します。

次回ブログ→「見積書のチェック項目」

 

 

富山市の一般的な住宅を例に記しますね。

 

 

 

【目次】

 

1.解体工事の対象物は二つです。

 

2.解体工事の工程ごとの内訳です。

 

3.富山市の解体工事は、エイキへ。

 

 

 

1.解体工事の対象物は二つです。

 

 

解体する対象は、「建物」と「外構物(がいこうぶつ)」があります。

それぞれに解体費用が必要です。

 

 

【 建物 】

 

「建物」とは、人が住んでいる建物のことです。「建物自体」や「建物本体」と呼ぶこともあります。

 

解体工事をする建物
建物

 

 

 

【 外構物(がいこうぶつ)】

 

他方「外構物」とは、敷地内に存在する「建物」以外の物です。

例えば、ブロック塀・納屋・車庫・カーポート・植栽・花壇・庭木・池・門扉・ウッドデッキ・井戸・テラスなどです。

 

 

 

解体工事する外構物
外構物の一例:塀

 

 

【1章のまとめ】

 

解体工事の費用は、「建物」と「外構物」、それぞれの解体に必要です。

「見積書」にも二つに分けて金額が書かれています。

 

なお、外構物の解体工事費用は、見積書には「付帯工事(ふたいこうじ)費用」と記される場合があります。

この場合、付帯工事の下に、外構物ごとの解体費用内訳が書かれています。

 

 

2.解体工事の工程ごとの内訳です。

 

 

解体工程の順番にそって、内訳を記します。

工事内容を把握なされば、見積書を点検なさるときに役立ちます。

 

建物と外構物、それぞれ工程は異なります。

しかし、物体を解体し、廃材を処理場まで運搬し、処理場で適切に処理するという流れは同じです。

 

 

1.建物内部の残置物の「運搬」→「処理」

 

残置物とは、家具・生活日常品・雑貨・消耗品類のことです。

施主さまが事前に、ゴミの日に処理したり富山市の粗大ごみ置き場に運搬されると、解体工事の費用が抑えられます。

ご無理の場合は、解体工事会社が産業廃棄物収集運搬車で処理場へ運搬処理します。

 

残置物

 

残置物    

 

2.養生設置

 

解体する前に、建物の周囲を養生します。

養生とは具体的には、「建物の外部に足場を設置する」ことと「養生シートを張る」ことです。

その目的は、「解体物が隣家や道路を傷つけることを回避」・「近隣への騒音と振動とチリ飛散の軽減」・「作業員の安全確保」です。

富山市の皆さまにできる限りご迷惑をおかけしないよう努力します。

 

足場

 

養生シート

3.屋根の瓦の「撤去」→「運搬」→「処理」

 

建物を解体する前に、瓦を屋根から撤去します。

運搬とは、瓦を産業廃棄物収集運搬車で処理場へ運搬することです。

処理とは、処理場に運ばれた瓦を処理会社が処理することです。

 

 

瓦は、以前は埋めて処理していましたが、昨今は「瓦チップ」としてリサイクルされるようになりました。

エクステリアやガーデニングでお洒落な材料として使用したり、道路の舗装素材として使われています。

 

4.建物と外構物の「解体」→「運搬」→「処理」

 

まずは、屋内の壁やふすまや畳や窓などを手作業(手壊し)で解体し撤去します。

 

屋内は手壊し(てこわし)

 

 

屋内を手壊しで撤去したのち、外壁や屋根や柱などの躯体を屋外から重機で解体します。

 

躯体は重機で解体

 

 

解体時に出た廃材を解体会社が産業廃棄物収集運搬車で処理場へ運搬し、その廃材を処理会社が適切に処理します。

 

 

産業廃棄物収集運搬車 (廃材を処理場まで運ぶ)

 

 

5.土台(基礎)の「解体」→「運搬」→「処理」

 

建物が土地の上にしっかりと建っているのは、建物と土地との間に基礎があるからです。

基礎は主にコンクリートで造られています。

このコンクリート基礎を解体し、処理場まで運搬処理します。

 

基礎(土台)を解体

 

 

なお、この工程中に、思わぬ埋設物が地中に見つかることがあります。

それは、具体的には古井戸・浄化槽、さらには大きなレンガ・擁壁・コンクリート・岩・瓦・鉄くずなどです。

これらを「地中埋設物」または「地中障害物」と言います。

 

過去の地中埋設物が現在の解体中に現れてきたのですね。

本来ならば、解体中の建物を建てる前にこれら埋設物を撤去しておけばよかったのです。

しかし、不要物を撤去しないまま表面だけ綺麗にした土地に建物を建てるケースが多くありました。

残念なことですが、社会意識が低かった当時の慣習だったのでしょう。

 

 

地中埋設物

 

 

【ご留意ください】

 

工事前の見積もり段階では地中埋設物の有無が分からないため、見積書の金額には含まれていません。

この地中埋設物を処理するための工事費は、追加費用となります。

 

 

※アスベスト建材やアスベストを使った工法が工事中に見つかった場合は、別途アスベスト処理費用が必要です。

この件は、あらためて別ブログを書きたいと思います。

 

 

 

6.解体後の「更地(さらち)つくり」

 

 

更地つくり

 

解体後の土地には、解体時に出る廃材が残っています。

これらのガラをきれいに撤去し、地面を固めて更地を作ります。

また、解体した建物が建つ前から地中に埋まっていた廃材も撤去します。

残土と廃材は産業廃棄物収集運搬車で処理場へ運搬します。

 

なお、更地の上に砕石を撒いたりコンクリートで舗装するには、別途費用が必要です。

 

 

7.諸費用

 

解体には直接の解体工事以外に細々とした作業がありますので、諸費用が必要となります。

例えば、行政への届け出に係る費用や近隣の方への事前挨拶に係る費用などです。

また、重機は公道を走れないため重機を現場まで回送するための費用も必要となります。

 

重機の回送

 

 

【2章のまとめ】

 

解体に係る費用は、工事工程ごとに、主に次の五つに大別されます。

 

1.「解体費用」・・・・建物や外構物を解体撤去する費用です。

 

2.「運搬費用」・・・・解体で出た廃材を産業廃棄物収集運搬車で処理場へ運ぶ運搬費用です。

 

3.「処理費用」・・・・廃材を材質ごとに分けたり、廃材を燃やしたり圧縮して体積を小さくする費用です。

 

4.「その他費用」・・・・残置物撤去・養生設置・瓦撤去・土台基礎解体撤去・更地つくり・重機運送回送などの費用です。

 

5.「地中埋設物処理経費」・・・・地中埋設物の処理経費です。

(見積もり段階では地中埋設物の有無がわかりませんので、追加費用となります)

 

長くなりましたので、ひとまず今回はここまで。

次回は見積書のチェック方法をご紹介します。

 

次回ブログ→「後編:見積書のチェック項目」

 

 

 

3.富山市の解体工事は、エイキへ。

 

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