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【鉄骨のリサイクル】解体された鉄骨造の鉄骨はどうなる?〔富山市の解体工事ブログ〕
こんにちは~!富山の解体工事屋エイキ(EIKI Inc.)です!
鉄骨造は鉄骨を骨組みとした建物です。
この鉄骨造を解体工事によって解体すると、建物を構成していた鉄骨は「鉄スクラップ(鉄くず)」として現場からいずこへと運び出されていきます。
さて、この鉄スクラップ、解体現場から運び出された後はどこでどうなってしまうのでしょうか?
今回は鉄骨材の再利用について、富山の解体工事屋エイキが解説していきたいと思います!
鉄骨造の骨組み。
鉄スクラップはリサイクルされる
解体中の鉄骨造から出た鉄スクラップを、ダンプカーに積み込んでいる様子。
鉄スクラップはリサイクル可能な廃棄物です。
その為、鉄骨を含む多くの鉄スクラップは、鉄鋼メーカーで溶かされ再び鋼材として生まれ変わります。
しかし、鉄骨の鉄スクラップは解体現場から直接鉄鋼メーカーへと運ばれていく訳ではありません。
鉄骨を再び鋼材にするにはいくつかのプロセスが必要です。
次の項では、解体工事で発生した鉄骨が再び鋼材になるまでを解説していきたいと思います。
解体工事で発生した鉄骨が再び鋼材になるまで
鉄骨造で使用されていた鉄骨の鉄スクラップ。
鉄骨造に使われていた鉄骨は、主に以下の過程を経て鋼材へと生まれ変わります。
1.分別・搬出
2.切断加工
3.電気炉
4.鋳造・圧延
それではこの4つの過程を順に解説していきましょう。
1.分別・搬出
解体工事によって解体された鉄骨造はコンクリートや木材等、色々な建材が入り混じっている状態です。
そこでまずは建材ごとに分別し、分別によって集められた鉄骨は鉄スクラップとして解体現場からリサイクル施設へと運び出されていきます。
2.切断加工
次は鉄スクラップの切断加工です。
リサイクル施設へと運び込まれてきた鉄スクラップは、施設内にある大型の機械「シャーリング」によって一定の大きさにカットされます。
鉄骨は基本的に大きな長尺物である為、そのままの形では炉に収まらずリサイクルができません。
なので、炉へ入れる前にこちらのリサイクル施設で切断加工を行います。
こうしてカットされた鉄スクラップは鉄鋼メーカーへと出荷されていきます。
3.電気炉
リサイクル施設でカットされ、鉄鋼メーカーへと運び込まれてきた鉄スクラップ。
いよいよ製鋼の工程へと移ります。
まずは鉄スクラップを熔かす為に電気炉へ投入します。
電気炉はその名の通り電気の熱によって鉄を熔かす炉で、放出される電気の温度はなんと約5000度!
融点が約1500度の鉄はドロドロに熔解します。
4.鋳造・圧延
次は、熔かした鉄を型枠に流し込んで固める鋳造(読み:ちゅうぞう)です。
熔かした鉄の中に残っている不純物を取り除いた後、「連続鋳造機」という機械に流し込んで鉄筋や鉄骨といった鋼材の形に鋳造します。
そして、最後に行う工程は圧延です。
鋳造した鋼材を加熱し、ローラーを通す事による圧力で形を整えます。
こうして完成した鋼材は、再び私達の生活を支えてくれるモノとして第二の人生を歩んでいきます。
まとめ
今回は鉄骨造を解体した際の鉄骨の再利用について解説させていただきました。
まとめは以下の通りです。
・鉄骨造を解体した際の鉄骨は「鉄スクラップ」としてリサイクル施設へ運ばれる
・リサイクル施設へ運ばれた鉄スクラップは切断加工して鋼材の原料となる
・カットされた鉄スクラップは鉄鋼メーカーへ運ばれ、電気炉・鋳造・圧延を経て、新たな鋼材へ再生する
解体工事の廃材処理も適切な方法で行います
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