エイキの
現場ブログBLOG
木造+鉄骨のお宅を富山で解体工事
こんにちは。
富山市の解体会社、EIKI Inc.(エイキ)です。
「富山住宅街で行いました木造鉄骨住宅の解体について記します。
W造・S造・RC造・SRC造とは?
まずは、代表的な構造の長所と短所を記します。
(素材と工法の技術革新が速いです。このため、長所と短所が変わっていきます)
W造―木造 (Wood)
柔軟であり、粘り強さがあります。
建築工期が短く、住宅に向いています。
S造―鉄骨造(Steel )
柱や梁などに鉄骨を使った構造です。
工場や店舗など、広い空間を確保できます。
ただし、振動を伝えやすく火に弱いため耐火被覆が要必要となります。
RC造―鉄筋コンクリート造(Reinforced Concrete)
柱・梁・床・壁に鉄筋とコンクリートを使用した構造となっています。
鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込んで固めています。
形を比較的に自由に作れますので、耐火と遮音性に優れているのが長所です。
SRC造―鉄骨鉄筋コンクリート造(Steel Reinfoced Concrete)
鉄骨の柱の周りに鉄筋を組み、そこにコンクリートを打ち込みます。
耐震に優れていますので、大規模な建築に向いています。
しかし、工期が長くかかり、コストが高めとなります。
※ Reinforcedは「強化する・補強する」の意味です。
木造鉄骨造のお宅の解体
ご注文を頂いた住宅は、木造箇所と鉄骨箇所とがあります。
解体前の写真
住宅内部の不用品および壁用石膏ボードおよび窓などは、事前に素材ごとに分別し解体します。
青い養生シートで建物を覆うことで、できるだけ騒音を低く抑え、粉じんが周囲に飛ばないようにしています。
鋼材の解体の写真です。
必要ならば、重機を入れて鉄骨を切断します。
鋼材は鋼材、コンクリートはコンクリートなど、建設材料ごとに分別して解体します。
解体後の収集と運搬も、建築素材ごとに行います。
更地の姿、いかがでしょうか。
解体時の廃材撤去
以前は、どんな素材でもまるごと解体していました。回収、運搬、処分も同様でした。
しかし、建築リサイクル法が施行されてからは、分別解体が義務となりました。
分別解体しなければいけない建設資材は、コンクリート・アスファルト・木材・コンクリート及び鉄です。
木片、瓦、ガラス、畳、石膏ボードなどは、できるだけ解体現場で分別し、運搬しております。
ご参考まで。
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