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壊すだけなのに、なぜ解体工事にお金がかかるのか? 〔富山市の解体工事ブログ〕

解体工事にお金が必要な理由

こんにちは。

富山市の解体会社、EIKI Inc.(エイキ)です。

 

「解体は壊すだけの工事なのに、なぜお金がかかるのか?」

との疑問に今回はお答えしたく思います。

 

 

 

【目次】

 

1.まずは、解体工事代金の相場をご案内します。

 

2.次に、解体工事費用の中身をご案内します。

 

3.坪単価が「3万~5万円」の「~」の意味

 

4.富山市の解体工事は、エイキへ

 

 

 

1.まずは、解体工事代金の相場をご案内します。

 

 

「解体工事は壊すだけなのに、結構な金額が請求される。いったい何にお金がかかるのか? 」

と疑問に思われる方々も多いことでしょう。

ごもっともなことと思います。

 

まずは、解体工事費用について相場をしらべてみます。

具体的には「解体工事 相場」でグーグルでネット検索してみました。

多くのサイトがヒットしましたが、上位表示の複数のサイトを拝見し実例を調べました。

各社の実例では、「木造住宅」の坪単価が3万~5万円の価格帯が多かったです。

(この「3万~5万円」の「~」の曖昧さの根拠については3章で後述します)

 

 

他方、

解体工事の坪単価は分かった。では、住宅まるごと一戸分の富山市の解体工事代金はいくらですか? 」

との疑問もあると思います。

 

そこで、富山市の住宅の延べ床面積を調べたのですが、市単位では分からず県単位しか分かりませんでした。

富山県の住宅の延べ床面積の平均は、145.17平方メートル、約44坪です。

(出典:国土交通省「令和4年度 住宅経済関連データ」

(一住宅当たり延べ床面積の都道府県比較 → 001036707.xlsx (live.com)

 

前述しました通り、木造住宅の解体工事費用の坪単価は3~5万円。

この単価に富山県住宅の延べ床面積44坪を掛けますと、132万~220万円となります。

したがいまして、住宅まるごと一戸分の富山県の解体工事代金は132万円~220万円です。

 

 

 

算盤で解体工事費用を検算

(算盤で解体相場を検算)

 

 

 

以下は、ミニ知識です。

 

※ 平方メートルと坪との換算

・一坪とは、畳の広さにしますとだいたい2畳分です。

・一坪を平方メートルに換算しますと3.3平方メートルです(=「1メートル四方の正方形」が3.3個分)。

 

※ 富山県と全国との延べ床面積の比較

・住宅の延床面積の全国平均は約105平方メートル(約32坪)です。

・同じく富山県の平均は、約145平方メートル(約44坪)と、全国平均の1.37倍の広さです。

 

 

 

2.次に、解体工事の中身をご案内します。

 

 

前章では、解体工事費用の相場について記しました。

以下におさらいしますね。

・各サイトや統計に書かれていますことを基に計算しますと、富山県の木造住宅の解体工事相場は「一坪当たり3~5万円」。

・富山県の「延べ床面積の平均は約44坪」。

・したがいまして、「解体工事代金」は、3~5万円×44坪=132万~220万円。

 

さて、最初の問いかけに戻ります。

「壊すだけなのに、結構な金額が請求される。いったい何にお金がかかるのか? 」

言い換えますと、

「木造住宅を1戸壊すだけなのに、132万円~220万円もかかる。いったい何にそんなにお金がかかるのか? 」

 

 

はい。

解体工事の中身をお答えします。

 

解体工事には、次の四つの経費がかかります。

 

 

1.工事自体の「解体費用」・・養生シートと足場の設置費用、家屋内部の手壊しと躯体の重機壊し費用、重機費用。

 

2.廃材の「運搬費用」・・解体工事で出た廃棄物を現場から廃棄物処理会社まで運搬する費用。

 

3.廃材の「処理費用」・・廃棄物処理会社が廃棄物を適切に処理する費用。

 

4.その他「諸経費」・・解体後の更地化、地中に残る廃材撤去、重機回送、近隣挨拶、行政手続き費用など諸々の費用。

 

 

 

解体工事費用を4つに区分した画像
解体工事の費用を4分類しました

ご留意:解体工事会社によっては、各工事費用が上記以外の項目欄に小計されていることもあります。

 

 

以上の四つの工程が、解体工事費用の中身です。

 

最初にご理解いただきたいことがあります。

「解体」と言えば1番目の「解体費用」に注目されますが、実はその経費は全体の半分にもなりません。

意外と3番の「処理費用」の割合が大きいです。

 

まずは、この3番の「処理費用」のご案内を先にし、次に1番の「解体費用」をご案内します。

 

「処理費用」の割合が大きいのは、環境意識の向上が社会の趨勢となったからです。

かつては、材質が混在した廃棄物をまるごと、山中に捨てるということもあったと聞きます。

景観の悪化につながるどころの話ではなく、危険な廃材が周囲を汚染する原因になりかねません。

また、これではリサイクル可能な廃棄物であっても、単なるゴミになってしまいます。

そうならないために、解体会社は処理会社へ廃棄物を運搬し、処理会社で処理しています。

 

処理会社では、リサイクルできるものと不可能なものに分け、不可能なものは圧縮や焼却により容積を減らします。

危険な物質は、最終処分施設に運搬し、希釈して自然に返すか厳格に管理します。

環境を守るために必要不可欠の作業ですので、「処理費用」がかさむこととなります。

 

 

廃棄物の処理画像

(富山市立小学校へ出前授業をエイキがしたときに作った画像です)

 

 

 

順が逆になりましたが、1番の「解体費用」を以下にご案内します。

建設リサイクル法の2002年完全施行以降、解体工事では素材ごとに分けて構造物を解体しています(これを「分別解体」といいます)。

それ以前は建築素材に関係なく重機で一気に解体していました(これを「ミンチ解体」といいます)。

「ミンチ解体」が主だった時代は、工期が短いので人件費が安くすみました。

「分別解体」は「ミンチ解体」に比べて「解体費用」が高くなりますが、我々が持続して生活を営むために必須だと考えます。

 

 

なお、解体工事の費用の詳細は、次の弊社ブログをご覧願います。

→「分かりやすい!解体工事の費用の中身とは? 〔富山市の解体工事ブログ〕」

(近日中にリンクを貼ります)

 

 

 

 

3.坪単価が「3万~5万円」の「~」の意味

 

 

解体工事は、他の商品やサービスと異なり定価(メーカー小売り価格?)がありません。

どの家も一軒一軒異なるからです。

広さ(延べ床面積)が同じ住宅であっても、他の要素の違いによって費用は異なります。

 

 

要素の違いによって解体費用が異なることの説明として、いろんな色の色鉛筆の画像

 

 

例えば、

・敷地内の住宅以外の構築物(立木や駐車場やブロック塀など)の有無と解体難易度。

・地中に埋まっている埋設物(昔から埋まっていた井戸や浄化槽やコンクリート塊など)の有無と量。

・敷地周辺の道路の幅。(狭いと重機が入れず、機械壊しと運搬ができず、すべて手壊し・人力運搬となる)

 

このように、住宅自体の大きさは同じでも、解体作業の人件費、廃棄物の運送費用と処理費用が異なってくるのです。

したがいまして、「3万円~5万円」という幅を持たせた表記にならざるを得ないのです。

 

 

 

4.富山市の解体工事は、エイキへ

 

 

 

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