エイキの
現場ブログBLOG
建設リサイクル法と富山市中心部の住宅街解体工事を解説します!
こんにちは。
富山市の解体工事会社、EIKI Inc.(エイキ)です。
富山市は新幹線開通とともに、駅前と市街地の再開発が急に進んだ都市の一つです。
今回は、富山市の中心部に所在します木造住宅を解体工事の様子をご案内します。
まずは、一般論として「解体の手順」と「分別解体とミンチ解体」に簡潔に触れ、その後解体工事中の写真を載せます。
解体工事の手順について。
解体工事は、段取り仕事です。
やみくもに解体するのではなく、まずは建物が置かれた状況を把握することからスタートします。
ここで最低限把握すべきは次の状況です。
1.敷地内の自由に使えるスペースの有無
2.敷地内の建屋および外構物の位置
3.敷地の前面道路の状況
さらに、解体時に出る不要物・ガラ(廃材)の始末も考慮しなければいけません。
重機の効率の良い手配も考えます。
今回は、次の手順で解体しました。
・敷地手前の建屋を壊す。
・敷地奥の建屋を壊す。
・奥の建屋のガラを手前に移動する。
建設リサイクル法と「分別解体・ミンチ解体」について。
【分別解体について】
コンクリートは、木材とは別に回収します(現場で分別解体しております)。
「建設リサイクル法」の施行により、次の建設資材は解体現場にて分別解体と分別収集が義務付けられているからです。
環境省の「建設リサイクル法」についてですが
昭和40年代の建物の建て替えが行われることにより、建設廃棄物の排出量が増えることが予測されます。
この解決策として廃棄物について再資源化を行い、再度活用すべく平成12年5月に建設リサイクル法が制定されました。
建設リサイクル法では、特定建設資材であるコンクリート(プレキャスト板等を含む)、木材を用いた建築物の解体工事や
その工事に特定の資材を使用する新築工事等の一定規模以上の工事を行う際、分別解体等の再資源化を行うことを義務付けています。
解体時に出る不要物には、上記にも記載がある「特定建設資材」と呼ばれるものがあります。
4品目あります。
・コンクリート
・木材
・コンクリートと鉄から成る建設資材
・アスファルト・コンクリート
これらの4品目の建材は、再資源化が義務付けられています。
【ミンチ解体について】
建設リサイクル法が施行される前は、「ミンチ解体」と呼ばれる解体方法をとっていました。
このミンチ解体とは、全ての建材を重機で一挙に解体することです。
どんな建材であっても、壊しやすさを優先し、混合で解体していました。
お客さま、解体会社両者にとってミンチ解体は、ある意味ではメリットがあったのです。
一言でメリットを申せば、「ミンチ解体は工期が短くすみましたので、解体価格が安価だった」のです。
しかし、資源が有効活用できないという無駄が問題視されました。
また、最終処分地の確保にも影響がでました。
そこで、分別解体が義務付けられるようになったのでした。
すべての解体業者が法律を守った解体工事をするのは当然のことではあります。
しかし、「法律が施行されたから分別解体している」というのではなく、「環境保全の大切さを心に抱き、地球を守る仕事をしている」という誇りを持ちたいものです。
解体中の写真です。
以下の写真には、木片とコンクリートが多く写っています。
木片は建物から、コンクリートは基礎である土台部分から大量に出ます。
前章で引用しました「建設リサイクル法」が定める通り、木片とコンクリートは分別解体・分別回収しました。
その一例として、写真をご覧いただけましたらと思います。
家屋から解体しましたので、玄関と門扉が残っている写真です。
この玄関から、今までご家族は何万回も出入りなさったことでしょう。
重機(油圧ショベル=通称「ユンボ」と呼ぶことが多いです)が解体現場で威張っている写真が続きました。
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