空き家を壊すだけなのに、なぜ高いんだ？　解体作業の内訳をご案内します。〔富山市の解体工事ブログ〕

2023年10月16日更新

こんにちは。

富山市の解体工事会社、EIKI Inc.です。

 

「空き家を壊すだけなのに、なぜ解体費用がそんなに必要となるんだ？」

 

とのお声を富山市の方々からお聞きすることがあります。

ごもっともなことと思います。

 

 

 

そこで今回は、解体作業の内訳を記します。

各作業ごとに費用が派生します。

ご理解いただけましたら幸いです。

 

作業の時系列順に、箇条書きします。

（現場の状況によっては多少作業順が前後することがあります）

 

 

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取引可能な方は是非！

 

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【目次】

 

はじめに

 

１．残置物の撤去費用

 

２．養生費用

 

３．内部の解体費用

 

４．外構物の解体費用

 

５．構造部の解体費用

 

６．基礎の解体費用

 

７．地中埋設物とガラの撤去費用

 

８．更地・整地作り費用

 

９．その他の費用

 

おわりに：富山市の解体工事はEIKI Inc.(エイキ)へ

 

 

 

はじめに

 

はじめにお伝えしたいことがあります。

 

「解体」と申しますと、「家を壊す作業」がまずは念頭に挙がると思います。

しかし、実際は「家を壊す作業」には「壊した後の廃材を処分する作業」が必ず付随します。

一般の方々におかれましては、

「家を壊す作業」は見えやすく、「壊した後の廃材を処分する作業」は見えにくい工程かと思います。

 

この作業に伴い、「家を壊す費用」と「廃材を処分する費用」の両者が派生することになります。

廃材処理費用の高騰で、昨今は二つの費用は同額に近くなりました（地域によって異なります）。

 

 

 

 

なお、見積もりにつきましては、前者の解体費用と後者の廃材処分費用の両費用を解体会社が施主さまにご提示します。

工事終了後の請求につきましても、解体工事終了後に合算して解体会社が施主さまにご請求します。

 

ご参考：弊社ブログ→「解体工事コストが値上がる理由４点」

解体工事コストが値上がる理由４点〔富山市の解体工事ブログ〕

 

 

１．残置物の撤去費用

 

屋内の残置物は、解体前に富山市の収集をご利用なさると解体費用の節約になります。

 

 

施主さまが富山市の収集を利用なさると残置物は「一般廃棄物」扱いとなります。

他方、我々事業活動業者を通じて排出すると「産業廃棄物」となります。

産業廃棄物扱いになりましたら、処分費用が高くなります。

 

このような事情がありますので、解体前に施主さまご自身で残置物の処理をなさることをお勧めします。

（施主さまからご依頼がありましたら、弊社が残置物の撤収を行いますのでご安心を）

 

ご参考：環境省サイト「建築物の解体時等における残置物の取扱いについて（通知）平成 30 年６月 22 日」

 

 

 

２．養生費用

 

足場設置とシート張り（防音とチリ飛散防止用）の費用です。

近隣へのご迷惑を避けるため、および通行者と作業員の安全確保のために養生が必須です。

 

 

参考：弊社ブログ→「養生シート」と「足場」の役割。－外壁の解体工事を通して―

「養生シート」と「足場」の役割。ー外壁の解体工事を通してー〔富山市の解体工事ブログ〕

 

 

３．内部の解体費用

 

材質ごとに解体し撤去しなければいけないことが「建設リサイクル法」で定められています。

この解体方法を「分別解体」といいます。

 

逆の言葉は「ミンチ解体」です。

材質に関係なく混合で一期に解体していた時代がありました。

さらには、混在した解体廃棄物をまるごと富山市の山間部に捨てるという非常識なことが行われていたことすらありました。

今では考えられないことですね。

 

参考：弊社ブログ→「ミンチ解体と分別解体の違い」

ミンチ解体と分別解体の違いを今一度〔富山市の解体工事会社ブログ〕

 

４．外構物の解体費用

 

敷地内の家屋以外の構造物類を「外構物」と言います。

ブロック塀、門扉、カーポートと車庫、納屋、植栽、花壇、井戸、テラスなどのことです。

 

 

富山市は他府県に比較して敷地面積が広い分、外構物が多いように思います。

 

 

 

５．構造部の解体費用

 

この作業、見た目が派手ですので「解体工事らしい作業」です。

空き家を支える主要構造部、壁・柱・床・梁・屋根・階段などを解体します。

 

 

 

解体においては、主にはユンボなどの重機を使用します。

 

万が一前道が狭く重機を入れることができない場合は「手壊し（てこわし）」となります。

現場から産業廃棄物収集運搬車との間も廃棄物を手作業で運びます。

人件費が加算されるため、解体費用総額が上がります。

 

 

６．基礎の解体費用

 

住居を支えてきたコンクリート基礎の解体です。

 

 

地中深くまで埋まったコンクリートを掘り起こします。

この作業は見た目以上に時間がかかります。

 

 

７．地中埋設物とガラの撤去費用

 

基礎部分を解体中に、地中から古井戸や大きな石や浄化槽が発見されることがあります。

これらを「地中埋設物」といいます。

解体工事をする前にはその有無が分かりにくいので、追加請求となります。

 

また、当該解体作業で排出したガラと地中に元々埋まっていたガラも撤去します。

なぜ、もともと地中にガラが埋まっている場合があるかと申しますと、

今解体中の住宅を建てる前の住宅を解体したとき、地中のガラを撤去しなかったことが原因です。

住宅不足のころは突貫で新築を建てなければいけなかったので、ガラを撤去する時間を省いたそうです。

 

参考：弊社ブログ→「見積書に記載されていない費用とは？」

見積書に記載されていない費用とは？ 〔富山市の解体工事ブログ〕

８．更地・整地作り費用

 

不要物とガラを取り除き更地が完成したときは、嬉しいものです。

 

 

参考：弊社ブログ→「更地」と「整地」の違いとは？

「更地」と「整地」の違いとは？　富山市の解体工事業者が説明します。

 

 

９．その他の費用

 

重機や運搬車関係、行政への書類提出、雑費など。

 

 

※

費用ではないのですが、解体工事の事前に必ずすべきことを記します。

それは、近隣へのご挨拶です。

解体工事は、騒音、振動、チリの飛散などでどうしても近隣の皆さまにご迷惑をかけざるをえません。

そこで、工事前に弊社と施主さま同伴でご挨拶をします。

トラブルやクレームを避けるためにも必要です。

施主さまのお住まいが遠方などでご都合がつかない場合は、弊社だけでご挨拶に回ります。

 

参考：弊社ブログ

→（前編）解体工事前に行う近隣への挨拶について

解体工事前に行う近隣への挨拶について、富山市の解体工事屋が徹底解説！　前編

 

→（後編）解体工事前に行う近隣への挨拶について

解体工事前に行う近隣への挨拶について、富山市の解体工事屋が徹底解説！　後編

 

以上、解体工事の作業内訳を記しました～

 

 

 

 

 

弊社は２０２３年１０月１０日から「株式会社エイキ」に商号変更しました。

外部リンク：PressWalker様のプレスリリース記事

今後ともよろしくお願いいたします。

 

解体工事の費用につきましては、弊社では次の考え方を持っております。

 

 

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